シワをなくす化粧品の正しい選び方・使い方

シワをなくす化粧品

多くの肌トラブルの中で、特に老けたように見えてしまうのが「シワ」です。
ほうれい線や目元の小ジワ、額のシワ、眉間のシワなど、年齢を重ねると部分ごとにシワが見られやすくなります。

シワは年々深くなっていってしまうため、諦めているという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、シワをなくす化粧品を使っていくことで肌に弾力を取り戻し、シワを改善することもできるでしょう。
今回は、そんなシワをなくす化粧品の選び方についてご紹介していきます。
現在肌トラブルとしてシワで悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

シワの種類ごとに異なる、シワをなくす化粧品選び

シワ 化粧品

シワをなくす化粧品選びをしていく中で、自身が最も困っているシワがどんなシワなのかを特定させなくてはなりません。
そうでないと、有効な化粧品を選ぶことはできないでしょう。

シワには様々な種類があるため、まずは自身が困っているシワがどの種類なのかを把握する必要があります

目元・口元にできる小ジワ(ちりめんジワ)

まず、目元や口元にできやすい小ジワから紹介していきましょう。

目の下のしわ

目元や口元というのは顔の部位の中でも皮膚が薄い場所であり、ここが乾燥すると小ジワが発生してしまいます。
乾燥すると角質層に含まれていた水分が減少するため、角質層自体の体積がしぼんでしまい、小ジワが発生してしまいます。

シミシワの原因

小ジワは他のシワに比べて改善する可能性が高いので、シワをなくす化粧品を活用してエイジングケアを行っていきましょう
小ジワを改善させるためには、何と言っても保湿が重要です。

角質層に潤いを与えつつ、それをキープできるように保水力が高い化粧品を選びましょう。

スキンケア
また、ついコラーゲンやヒアルロン酸といった有名な保湿成分にだけ目を向けてしまいがちですが、小ジワを改善するなら角質層を柔らかくして、成分が層の奥まで届くようにしていく必要もあります。
例えばリコピンやプラセンタ、アスタキサンチンなどは角質層を柔らかくしてくれる作用も持っているので、そういった成分が配合されたものも選んでみると良いでしょう。

真皮ジワ

真皮ジワとは、肌の構造上表皮層を支えている土台の真皮層でコラーゲンやエラスチンなどが減少することにより、肌のハリや弾力が失われてできてしまうシワです。
年齢を重ねていくとできやすくなり、眉間や額、頬などに見られるようになります。

シワ

しかも真皮層が崩れている状態なので、表皮の小ジワも固定化してしまい、どんどん深くなってしまう可能性が高いのです。
真皮ジワを改善するのは、表皮とは異なりとても難しいと言われています。

早い時期からの対策が必要となりますが、最近ではエイジングケアの研究も進み真皮ジワを少しでも改善させることができる成分開発が行われています。
また、真皮ジワを改善するためには真皮層を再び土台として働けるまでに回復させる必要があります。

そのためにはやはりコラーゲンは必須と言えるでしょう。

コラーゲンを増やすためには、コラーゲンが配合されている化粧品を選ぶことはもちろん、それ以外にコラーゲンを増やす成分や肌にハリをもたらす成分が配合されている化粧品を選ぶべきです。
例えば、レチノールやビタミンC誘導体にはコラーゲンを増やす働きをしてくれます。

保湿

また、ナイアシンは肌の新陳代謝を活性化させることで、ハリを与える効果が期待されている成分です。
肌への刺激もそこまで強くないので、敏感肌の方にも活用しやすいでしょう。

逆にレチノールは肌への刺激も強めなので、まずはパッチテストを行い、問題がなければ毎日ではなく定期的に使うという形で取り入れてみてはいかがでしょうか。

表情ジワ

表情ジワは笑った時にできる目尻のシワや怒っている時にできやすい眉間のシワなど、表情によって作られたシワが、表情を戻しても直らなくなってしまうものを指します。

表情ジワの原因としては、表情筋が衰えてしまうこと、そして年齢と共に減少するコラーゲンやエラスチン不足によるものと考えられます。

眉間のシワ
表情ジワは長年の表情の癖が関わっているため、なかなか改善することは難しいです。

まだ浅い状態であれば、小ジワ対策の化粧品を使いつつ、表情の癖に気を付けていれば改善することができますが、かなり深い表情ジワとなると表情の癖に気を付けていても改善は難しいですし、表情筋のトレーニングによって新しい表情ジワを生み出してしまう可能性もあります。

ですから、深くなってしまった表情ジワは、真皮ジワと同様にエイジングケアを行っていくようにしましょう。

年代別シワをなくす化粧品の選び方

続いて、年代別にシワをなくす化粧品の選び方をご紹介していきます。

やはり、年代によってシワができてしまう原因も異なっているので、シワをなくす化粧品の選び方は変わってきます。
どのように選んでいけば良いのでしょう?

20代

20代でシワが気になっているということは、恐らく目元や口元の小ジワであると考えられます。
まだ肌も若く弾力があるため、肌環境によっては小ジワが出る時と出ない時もあるでしょう。

シミシワ対策

小ジワが気になるのであれば、保水力が足りていないのでしっかりと保湿をするようにしてください。
また、若いからといってケアを怠ってしまうと小ジワが改善しにくい真皮ジワに移行してしまいます

真皮ジワを回避するためにも、紫外線対策と保湿ケアはなるべく毎日行った方が良いです。

30代

30代となると20代に比べて肌がゆらぎやすくなり、肌トラブルも多くなりやすい時期です。

シワも徐々に気になり始める時期なので、30代の方もしっかりと保湿を心掛けて肌環境を整えていきましょう。
30代前半ならエイジングケアらしいことはまだしなくても良いものの、20代とは肌質も異なってしまうので、一度化粧品の見直しを行っておくべきです。

化粧品

真皮ジワは考えにくいですが、もし深いシワがあるようなら早めにエイジングケアへシフトしていきましょう。

40代

40代になると本格的にエイジングケアを行っていくことになります

真皮層では徐々にコラーゲン・エラスチンも減少してきているので、早めの対策が必要です。

また、やはり保湿も重要なので保湿ケア+エイジングケアを両立していくことも考えていきましょう。
45歳以降に入ると肌の老化はどんどん進んでいくだけではなく、更年期が訪れます

更年期は女性ホルモンのエストロゲン分泌が減少することによって自律神経の乱れが出やすく、様々な症状が起こりやすくなります。

シワ
エストロゲンは肌にも影響があるホルモンで、角質層の水分を保持したり、コラーゲン合成をサポートする役割があるため、それが減少してしまうことで肌トラブルが起きやすくなるのです。

更年期に入った時に意識したいのが、ケアを行う時にできるだけ刺激を与えないようにするということです。
肌のバリア機能が低下してしまうため、例えばゴシゴシと顔を洗ったり、ケアする時も強めにパッティングをしたりという行為はしないようにしましょう。

シワをなくす化粧品選びで注目したい成分

現在、シワを改善するために有効とされる成分が含まれた化粧品が数多く出ています。

しかし、あまりにも数が多過ぎてどれを使えば良いのかわからないという方もいるのではないでしょうか?
上記でも少し成分について挙げましたが、ここではシワをなくす化粧品として注目したい成分をより詳しくご紹介していきます。

コラーゲン
コラーゲンは本来体内に多く存在しているたんぱく質の1種です。

肌のハリや維持するため、細胞と細胞をつなげる役割を持っていますが、このつながりが低下すると肌のハリが失われシワができてしまうのです。

シワが消える化粧品
また、20代からコラーゲンは徐々に減少し始め、その後増えることはありません。
そのため、日頃からコラーゲンを補う必要があります。

ビタミンC誘導体
シワをなくす化粧品に含まれる有効成分として、まずビタミンC誘導体が挙げられます。

ビタミンC誘導体は、シワ対策に最も効果的とされており、シワの原因とも言われているコラーゲンに働きかけることでシワを根本から改善してくれます。
肌にビタミンC誘導体が浸透すると、体内でビタミンCに変換されるため、肌の調子を整えてくれるのです。

シミシワに効果のある食べ物

ビタミンC誘導体には水溶性ビタミンC誘導体・油溶性ビタミンC誘導体・親油性ビタミンCとに分かれており、ビタミンCが肌に吸収しやすいよう改良されているのが特徴です。

ビタミンCは、ホルモンバランスを正常にする効果や血管を丈夫にする効果もあり、特に肌に与える影響も大きいと言われています。
繊維芽細胞に働きかけることができるビタミンCは、新しいコラーゲンを生成させるために役立ち、シワ予防にも効果的です。

レチノール
人間の血液中に存在するビタミンAの1種で、肌のターンオーバー促進効果やコラーゲン生成を促す効果、高い保湿効果があると言われています。

コラーゲンが弱くなったり、新しいコラーゲンが生成されなくなると、肌のハリや弾力を維持することができずシワにつながってしまいます。

レチノールは、コラーゲンを生成するための繊維芽細胞に働きかけ、弱くなったコラーゲンを再生させる手助けをしてくれるのです。
また、高い抗酸化力も特徴で、肌の老化を加速させる活性酸素の除去する働きも持っています。

シワの予防としても有効な成分と言えるでしょう。

ヒアルロン酸
高い保水力が特徴のヒアルロン酸は、細胞と細胞の間に存在する生まれたときからの成分です。

しかし、コラーゲンと同様、加齢とともに徐々に減少していき、40代になると赤ちゃんの半分の比率になると言われています。
ヒアルロン酸が配合された化粧品は非常に多く、普段から肌に補うことでシワを改善することができます。

セラミド
セラミドは肌の角質層に存在し、肌の内部のある水分を蒸発させないよう保護する役割を担っています。
紫外線や乾燥などの刺激から守ってくれるという特徴もあるため、こうした肌のバリア機能が低下してしまうと肌が乾燥しやすくなり、シワを引き起こしやすくなります。

肌の構造

加齢によってセラミドの量が減ってしまうため、化粧品で補給することが大切です。

抗酸化成分
シワの原因ともなる肌の老化のスピードを遅くするためには、活性酸素を抑えて肌の酸化を防ぐ抗酸化成分を取り入れる必要があります。

抗酸化成分には、前述したビタミンC誘導体やコエンザイムQ10・アスタキサンチン・ナイアシン・アントシアニンなど、様々な成分があります。

こうした抗酸化成分が配合された化粧品を使うことで、肌のターンオーバーを促進させエイジングケア効果も期待できます。


シワをなくす化粧品を選びたいという時には、こうした成分を確認することもポイントになるでしょう。

シワをなくすなら化粧品+スキンケアやマッサージで改善!

シワを改善するために、シワをなくす化粧品を購入しても正しいスキンケアができないと十分な効果を得ることができません。
上記でも触れましたが、シワの種類は小ジワ・真皮ジワ・表情ジワに分けられ、それぞれのシワのタイプに合わせた改善方法をするのが良いとされています。

小ジワ

小ジワには、普段のスキンケアだけでなく、加湿器で適度に保湿したり、乾燥対策としてマスクをすると効果的です。
ポイントは、保湿重視のケアです。

真皮ジワ

真皮ジワへの効果的なアプローチは、スキンケアだけでなく、日頃の生活スタイルや食生活なども大きく影響してきます。
生活習慣や食事を改善することで、肌の状態を改善することができるでしょう。

化粧水をコットンでつける

表情ジワ

額・眉間・ほうれい線など、表情シワが目立つという方は、マッサージが効果的です。
マッサージ専用のクリームを用いて、入浴後など肌や柔らかい状態で摩擦のないよう優しくマッサージするのがコツです。

スキンケアの基本

シワをなくす化粧品を使っても、スキンケアの基本を理解していなければ、なかなか改善しないこともあります。
正しいスキンケアは、まずぬるま湯でこすらず優しく洗顔することが最初のステップです。

洗顔

すすぎ残しのないよう、しっかりとすすぎましょう。

タオルでポンポンと優しく拭き、化粧水・乳液を手に取り、温めてから何度かに分けてハンドプレスします。
コットンは摩擦が起きやすいため、直接手に取ると良いでしょう。

また、クリームを塗る場合もこすらず優しくなじませるイメージでつけましょう

スキンケア
普段のスキンケアでは、摩擦を避け、優しくケアしていくよう心がけることが大切です。
自分に合った化粧品を使い、正しいスキンケアを続けることで肌のターンオーバーも整い、シワが改善していきます。

今回は、シワをなくす化粧品の選び方や有効成分、シワを改善するコツなどを紹介してきましたがいかがでしたか?

シワを改善するためには、根本から解決するための有効成分を知っておく必要があります。
また、シワの種類ごとに異なるそ有効成分を踏まえて化粧品選びをするようにしましょう。

シワのなくす化粧品は数多くありますが、正しいスキンケアと、日頃からの働きかけは最も重要なことなのです。
シワをはじめ、シミ・くすみなど肌トラブルを改善したいという方は、こうしたポイントを踏まえてケアしてみてはいかがでしょうか?