シワやたるみができる原因~8つのNG行為

シワ たるみ

年齢に応じて様々な肌トラブルが見えてきてしまうことがありますが、その中でも特に老けて見えるのが「シワ・たるみです。

シミはまだメイクなどで消すこともできますが、シワやたるみはなかなかメイクでも消すことはできません。
そんなシワ・たるみが引き起こってしまう原因は単純に年齢のせいだけではないので注意が必要です。

では、どのような原因によってシワ・たるみが発生してしまうのでしょう?
今回はシワ・たるみを引き起こす原因について、詳しくご紹介していきます。

シワ・たるみの原因その1「乾燥」

砂漠

シワやたるみができてしまう原因の一つとして、まずは「乾燥」が挙げられます。
空気が乾燥していることも関係ありますが、どちらかというと肌表面や肌の奥まで水分が足りておらず乾燥している状態がシワ・たるみを作り出してしまうようです。

なぜ、乾燥によってシワ・たるみが引き起こってしまうのでしょうか?

人間の肌は角質層から顆粒層、有棘層、基底層の順番で構成されている「表皮」と、表皮を支えるコラーゲンやエラスチン、基質、線維芽細胞などがある「真皮」から構成されています。
肌の表面は角質層に覆われていて、その厚さは0.02mmしかありません。

肌の構造

角質層はおよそ3割は水分でできているのですが、角質層が乾燥しないように普段は細胞間にあるセラミドや脂質、さらに天然保湿因子などが作用して保水能力を維持しています。
また、皮膚には皮脂腺があり、そこから分泌される皮脂によって水分が蒸発しないようにカバーしているのです。

ただ、加齢や様々な要因から天然保湿因子やセラミドなどが減少してしまい、乾燥しやすい肌になってしまいます。
乾燥すると角質層の表面が剥がれやすくなってしまい、そこから肌に保たれていた水分がどんどん蒸発していくのです。

シワ
水分が抜けて乾燥した肌は弾力性も失われてしまうため、細かく亀裂が生じてしまいます。
これが小ジワとなって現れ、徐々に大きなシワやたるみへと変化していきます。

シワ・たるみの原因その2「紫外線」

紫外線というとシミができやすいというイメージを持たれる方も多いかと思いますが、実は紫外線によってもシワやたるみが生まれてしまいます

紫外線

紫外線は肌にダメージを与えるとよく言われていますが、これは具体的にいうと真皮層まで到達した際にコラーゲンやエラスチンといった肌を支えている成分を変性させてしまったり、張り巡らされた繊維を切ってしまったりすることを指しています。

肌の奥にある真皮層に長い時間をかけて直接ダメージを与えてしまうので、年齢と共に蓄積されたダメージが表面化され、シワやたるみとなって現れてしまうのです。

紫外線には主に3種類の波長がありますが、中でもシワ・たるみに影響するのが「UVA」です。

UVA

UVAは曇っていても関係なく地表まで降り注がれていますし、窓ガラスもUV加工されていないものだとそのまま室内に入り込んでしまうため、室内や曇りの日でも日焼け止めを活用しておいた方が良いでしょう。

シワ・たるみの原因その3「間違ったスキンケア」

多くの女性は毎日化粧水や美容液、クリームなどを使ってスキンケアを実施していることと思います。
しかし、それが間違ったやり方だとシワ・たるみの原因となってしまうので注意が必要です。

スキンケア

間違ったスキンケアとは、例えば肌にとって洗顔やクレンジングが重要とよく言われていますが、あまりにも洗顔・クレンジングに時間を掛けすぎてしまっては逆に肌への負担増加になり、乾燥を引き起こす要因につながってしまいます。

洗顔やクレンジングはできるだけ時間をかけずに手早く、なおかつ丁寧に行うようにしましょう。

また、最近は認知されてきましたが熱いお湯で洗顔してしまうと、余分な皮脂だけではなく保湿にも必要な分の皮脂や、セラミド・天然保湿因子などが奪われてしまう可能性があります。
そのため洗顔の際にはぬるめのお湯ですすぐようにしましょう。

洗顔

さらに使っているクリームによっては肌の負担が大きくなってしまっている場合があります。

どういうことかというと、クリームは商品ごとに伸びがあまり良くなく硬いものもあれば、とても柔らかくスッと肌に伸びるものもあります。
硬いテクスチャのものを選んでしまうと、伸ばす時に摩擦が生じ、肌に負担がかかってしまうことにも。

ですから、できるだけクリームのテクスチャは柔らかいものにするか、もしくは硬いクリームでもまずは手のひらにクリームを乗せて、その上に手を重ねて人肌に温めてから使うと摩擦も起きにくくなります。
他にも、化粧水を使用する時に強くパッティングしたり、スキンケア用品を使う順番が違っていたりすると肌への負担が増加してしまうので、間違ったスキンケアを行わないように注意してください。

シワ・たるみの原因その4「表情や寝ている時の癖」

また、寝ている時の癖でもシワやたるみができてしまうことがあります。

例えば寝ている時に横向きになることが多い人は、横向きで寝ると体の片側が下になることで片方の皮膚が重力によって下がってしまいます。

これによってシワやたるみができるだけではなく、顔の左右で表情に違いが出てしまう可能性もあるので、なるべく横向きではなく仰向けで寝るように心掛けてみましょう
首元のシワが気になっている方は、枕が合っていない可能性があるので、高すぎる枕は使わずに首の後ろ側が少し高くなる程度の枕を選ぶようにしましょう。

睡眠中
また、いつも眉間にシワを寄せてしまう人が長年その癖を続けていると、眉間にシワを寄せていなくても自然に癖付けされてシワになってしまっていることがあります。
笑顔を作った時にできる目尻のシワも、表情によってできるシワの一つです。

肌にコラーゲンやエラスチンが多くあると表情に癖があってもすぐに元に戻るのですが、年齢を重ねていくと徐々にコラーゲンやエラスチンの量も減少してしまうため、表情ジワができやすくなってしまいます。

笑顔を作った時にできる表情の癖を直すことは難しいですが、眉間にシワを寄せたりすることは改善できる可能性もあるので、できるだけシワを無駄に作らないように気を付けてみましょう。

眉間のシワ

 

シワ・たるみの原因その5「過度な飲酒」

シワやたるみにつながる原因その5は「過度な飲酒」です。
大人になると、仕事の付き合いや女子会などでお酒を飲み交わす機会は多いでしょう。

お酒

しかし、お酒は肌の老化が進みやすくなることがわかっています。
アルコールを摂取すると、大量のアルデヒドが血液中に流れることになります。

アルデヒドは肌の大敵で、肌のツヤが失われてしまう可能性が高いです。

また、アルコールを摂取することで老化物質である活性酸素も多く発生します。

活性酸素は、体内で増えてしまうとシミやシワ・たるみなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。
他にも生活習慣病やガンなどの病気の原因にもなってしまうため、活性酸素による酸化を防ぐことが大切なのです。

お酒を飲んだ翌日、顔や身体のむくみを感じたことはあるでしょうか?

むくみ
そのようなむくみは、皮膚に水分が溜まった状態となっており、冷えによる肌トラブルを引き起こしやすくなります。

アルコールを摂取することで、すぐに眠くなってしまう方も多いですが、睡眠の質が低下してしまうため注意しなければなりません。
良質な睡眠は、美肌に欠かせない成長ホルモンの分泌を促す効果があると言われています。

お酒を飲む機会が多いと感じている方はほどほどにするか、できるだけ控えるように気を付けましょう。

シワ・たるみの原因その6「喫煙」

喫煙は健康に害を及ぼすことは多くの方が理解しているかと思いますが、シワやたるみの原因にもなってしまいます。

タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させ一酸化炭素を発生させる作用があり、肌に十分な栄養が届きにくくなります。
そのため、日頃からどんなにシミ・シワ・たるみを防ぐためにスキンケアをしていても、喫煙が習慣的になっている場合は意味がありません

喫煙
喫煙を続けていることで、肌のハリが失われやすくなり、まぶたのたるみ・毛穴の開き・シミ・くすみ・クマ・シワ・ほうれい線など、あらゆる肌トラブルにつながるのです。
喫煙によって肌の老化も加速し、そのスピードは非喫煙者と比較すると5倍の差があると言われています。

また、タバコを吸うことで、肌の老化を招く活性酸素が大量に発生します。
身体の中にあるビタミンCは、活性酸素を分解するために必要不可欠ですが、タバコで大量に消費されることで不足しがちの状態になってしまうでしょう。
美肌を保ちたいと考えているのであれば、肌の老化を加速させないためにもタバコを控えるようにする必要があります。

シワ・たるみの原因その7「バランスの悪い食事・偏食」

食べ物やその習慣は、身体はもちろん肌にも影響が大きいと言われています。
シワ・たるみの原因の7つ目は、そんな食生活についてです。

バランスのよい食事

一般的には、肌の老化は加齢が原因と思いがちですが、老け顔に見えるような目で見て確認できる老化現象は身体の中の老化が進んだ結果と言われています。
身体の老化は、睡眠不足や不規則な生活、食生活が大きく影響しています。

特に、日頃から脂質や食品添加物が含まれる食べ物を多く摂取していると、シワやたるみを引き起こしやすくなるでしょう。
油分を摂り過ぎると、体内で脂肪分が酸化し、老化予防に必要な抗酸化物質の消費を促進してしまいます。

余計な脂肪が顔に付けば、肌のシワやたるみを作る原因になってしまうのです。

脂質の多いマヨネーズやマーガリン・スナック菓子・油分の多いドレッシング・焼き菓子、食品添加物の多い総菜やジャンクフードなども注意が必要です。
また、砂糖や主食などの糖質を摂りすぎることも、糖化を招く原因となります。

白砂糖

糖質を摂りすぎることで、肌のたんぱく質であるコラーゲンが糖を結びつきやすくなり、糖化が起こりやすくなります。

さらに、糖化したコラーゲンは体内に蓄積していくため、肌のくすみやシワを引き起こす原因にも。

りんごや玄米・海藻など食物繊維を多く含む野菜や、納豆や味噌・ヨーグルトなどの発酵食品を取り入れて、腸内環境を改善したり、日頃からコラーゲン・ビタミンC・イソフラボンなどを積極的に取り入れると良いでしょう。

ビタミン

シワ・たるみに効果的な成分を多く含む食べ物を理解することも大切です。

シワ・たるみの原因その8「ストレス」

ストレスが溜まると、肌荒れや肌トラブルを起こしやすくなると言われています。

極度のストレスや、日頃からのストレスが蓄積することも、肌の細胞にダメージを与える原因と考えられています。

細胞を活性化させる体内ホルモンは、ストレスが蓄積することで活動を弱めてしまい、細胞の減少や新しい細胞も作られにくくなります。
新しい細胞が作られにくくなることで、肌の老化が進み、シワ・たるみ・シミ・そばかすなどを引き起こしやすくなるのです。

ストレス

ストレスが身体に与える影響は大きく、血流が悪化して肌のターンオーバーが乱れやすくなることも多いです。
ターンオーバーが乱れると、上記で触れた紫外線のダメージを受けやすくなり、シミやそばかすの原因になってしまうでしょう。

血流が悪化すると老廃物が十分に排出されず、蓄積してしまい肌の老化を促進してしまうのです。
人間関係や環境の変化などの心理的なストレスに加え、目に見えない紫外線や花粉・ホルモンバランスなども肌にストレスを与えてしまいます。

上記でも述べた間違ったスキンケアや肌に合わないスキンケア成分なども肌ストレスの原因になります。
あらゆる面でストレスを抱えないよう、ストレスを溜め込まずに発散したり緩和することで、心の健康や肌の健康を保つようにしましょう。

シワやたるみは、様々な原因によって引き起こされることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
肌に深いシワができてしまったり、1度たるんでしまうと、なかなか改善しにくくなります。

外部からの刺激や精神的な刺激をなるべく受けないよう、シワやたるみに特化したケアをしていくことが重要なポイントになってきます。
乾燥や紫外線・癖・飲酒・喫煙・偏食など、外部からの刺激や体内に直接取り入れる刺激などは、特に日頃から注意しておく必要があります。

適度な運動をしたり、趣味などでストレスを緩和させ、十分な睡眠をとるようにすることも肌トラブルの原因を作らないために大切なことなのです。